目指すべきもの

 さて今日は4月20日。グーグルのスマホアルゴリズム変更の前、午後11時26分にこれを書いている。弊社がスマホに照準を合わせたのは実は今から1年ちょっと前になる。(実際にはアメリカ時間の21日のよう)

 それはスマホのアクセスが急激に増え始めた事が理由だ。
ウェブ界隈では2012年の後半あたりからスマホの利用者の急増が言われ始めた。
プロのウェブ製作者とかはまさかあの小さな解像度のスマホでショッピングなどは絶対にしないだろうと思われていたが市場は違った。
スマホから購入する人々が実は増え続けているという現象だった。

 という事で、まずはスマホのリニューアルを優先させた。しかしその時点でクローラーがPC側で行われている事の思考が抜けていてPC側のリニューアルが遅れてしまった。そこにパンダの直撃を食らったりしたことも有りかなり混乱した状況になった。

 ネット内はグーグルが起こす荒波に世界中がもまれる状況になっている。

現在もそれは続き、ネット検索は右へ左へと大揺れしている状況になっている。そこに現れた【アルマゲドン】ならぬ【モバイルゲドン】。
このスマホ向け検索アルゴリズムがどのように影響するかはまだ分からない。

 たとえばグーグルはレスポンシブを推奨はしているがレスポンシブデザインの問題はPCとスマホのデザインが合わないという問題が起きる。

 多分これはウェブを習熟していない人には使いづらい仕組みになるだろう。
この記事もレスポンシブで記述しているが、画像を多用していないので問題が無い。

 例えば楽天のように大きな画像を多用し、スクロールさせる手法は、クリック転移のハードルを下げる目的がある。ページ転移させる場合、そこで一気に視聴率が下がる。なのでスクロールさせて見せる手法を楽天は取っている。

 しかし同様の手法をスマホで取ろうとすると楽天型のデザインは画像が小さくなり見にくくなる。そうなると、スマホはスマホのレイアウトが欲しくなり、結局レスポンシブだとPC側のレイアウトとスマホのレイアウトを考えて記事や画像も配置しなければならないので大変な作業になってしまう。

なのでレスポンシブでPCとスマホのコンテンツを同一にしてクローリングの効率を上げるという事は最終的にユーザー向けというよりもグーグル向けになってしまう。そうなるといずれPCとスマホのデザインの分離作業が必要になってくる筈だ。

なぜならPCのユーザービリティとスマホのユーザービリティは全く違うからだ。

ウェブの世界は完全に次の次元に入ってしまった。

しかし、結局とどのつまり何が重要なのか?
そこを追う事が絶対的に必要になる。

 結局、重要な事は今後の社会動向がどうなるか?

になる。

コンテンツSEOも終わる

難しい事だが、今はあまりアルゴリズムの変化に出来るだけ一喜一憂しないようにと心掛けようとはしている。そして流行にもあまり追い回されないようにするべきであると。

 今はコンテンツSEOという、それなりにもっともらしい裏付けのある記事を書いて、最後は目的のサイトに誘導する手法が出てきている。ただそれは本当にユーザーにとって意味のあるものなのだろうかという疑問が有る。

 長文の正しいかどうかも分からないもっとらしい文章だから上位に現れるというのも変な話だ。極端に言えば出来るだけ短く本質を書いてある方がユーザーにとっては便利になる。変な誘導ページに引っかかったり本当か嘘か分からない情報に振り回されるのは利用者として大変困る事になる。
とりわけ嘘の情報が本当の情報と信じる人々が出現する事は大きな問題だ。

 ユーチューブを見れば、ユーチューブで食えるとか、働かなくても稼げるとか、馬鹿げたコンテンツが結構出てくる。
世の中そんな甘ければ世界中から貧困などなくなる。そうやって射幸心を煽り、自分が稼ごうとする連中がゴキブリのように出てきている。
そんな言葉に釣られるのは現状に不満を持っている人だろうが、人生の修羅場を生きてきた自分にとってそんな簡単に稼げるなどと言うべきではない。大昔から稼げる話は相手を稼がせるのでは無く当人が稼ぐ仕組みになっている。

 重要な事は何を目指すべきなのか?

という本質的な部分に有ると個人的には信じている。

大きな過渡期である

 ポケットにコンピューターが入った事の大きな変化は始まったばかりだ。
この未来はまだはっきりした見通しが立たない。腕時計型になるのか、メガネ型になるのか、その他のものになるのか。
個人的に腕時計はもう必要無く腕に何かある方が煩わしい。本当に便利だと思うのはパソコン本体はカバンとかポケットに有り、ディスプレイだけ必要な時に必要なサイズで見られるのが良いだろう。そうなるとメガネ型が一番便利かもしれない。

そう問題はディスプレーだと思っている。小さなディスプレーが今後も継続するのか、
バッテリーの問題もあるだろうし、持ち運びの問題もある。

多分スマートフォンという名称は無くなっていく可能性もある。

 今後、ディバイスがどのような変化をもたらすのかまだ予断を許さない。という事はディバイスの変化はあくまで本質では無い。

 間違い無く進むのはパーソナル化だ。個人嗜好向け社会になる。
個人の好みやパーソナルな自分に最適化された情報の提供を受けるようになっていくはずだ。

 結局、そこの情報の繋がりが密接になっていくと思っている。
例えば現在でもチラシを刷るには大量の紙とインクを使い印刷し新聞に折込み配達されるというシステムがある。ところがその情報が必要の無い人にはただのゴミになる。

 パーソナルディバイスは自分に最適化されている為に自分が必要な情報を提供出来る。
それは結局、情報を作る側の質が問われる事になるし、結局は物やサービスを提供する側がより良い製品・サービスを提供する為の情報を届ける仕組みが生まれる筈だ。と同時に情報の取捨選択も始まる。必要な情報と要らない情報、それでも情報格差は生まれる。
新しい情報を取得しようとする人と、定点の情報だけで満足する人。もはや情報すら必要と思わない人。

 それらを内包しながら情報の未来は進んでいく。

本質を目指すべきだ

 本質とはなにか?それは私達は人間で有るという本質だ。果たして私達に本当に必要な事は何なのか?

本質的にもとめている事は何なのか?何が有れば私達の人生は充実し、より幸福と思える時間を沢山持てるようになるのか?それらの本質をどう提供するか? 現代人は忘れているものがあるのでは無いか?

という本質だ。

 テクノロジーは進化する。しかしそのテクノロジーは人に為にあるべきだ。
おおそれた事では無く、あなたが日常生きている中でどういったものが有ればより快適に便利に健康に豊かな心を持って生きられるか。

究極的には『あなたがより幸せだと感じられる時間をどれだけ持てるのか?』

という事になる。

 それはスーパーの安売りかもしれないし、有機野菜や、健康な自然食材を食べる事かもしれない。
音楽を聞くことやること、都会で疲れた生活を癒やす環境かもしれないし、美味しいお店の情報かもしれない。恋人と過ごす時間や子供と過ごす時間、いつどこで誰が誰と何をどうするのか。その追求になるだろう。

 偽物では無い、本物の情報に接する機会

結局、やらせでは無い、本当の情報、本物の情報 無理やり作るものでもない本当の情報、それが必要なのだと思っている。
今はあらゆるメディアがやらせでも演出でも、無理やり情報を作り出している。それって変じゃないのか?といつも思う。空っぽの頭に無理やり創りだした情報を入れ込むテレビもまた、そのモデルが過渡期に来ている。

じつは本物の情報は私達の周りにはゴロゴロ転がっている。皆が見過ごしている本当の情報。
それは皆が本当に感じる、感じた事が本質的に必要な情報だと思っている。
その中の良かったと思える事をどうれだけ共有、共感出来るか、そんな情報の共有こそが実は大事だと思っている。

私達の周りはある意味嘘で塗り固められており、大多数が洗脳されている。
が、、、、
それは認識されていない。

そこがまたイノベーションを生む土壌でもある。

経営とは

 一言で言えば『組織を継続して保つ』という事になろう。
未来を読み、未来に組織を合わせるという事になると思うがこれがまた難しい。
金があるから出来る訳では無い。大会社だから継続する訳では無い。
逆に金がある時に隙が生まれ、大会社は大変化に弱く、あっという間に大赤字に転落する。

 人間は変化を嫌う側面がある。自らの限界をぶち破ろうとする人間は非常に少ない。
成功した人間程実は変化を嫌いまた失敗に向かう。
だから成功と失敗の両面の体験が重要になる。

 想像し考える事は沢山の人が出来る。
ところが実行の段階になるとほとんどの人がやらなくなる。
結果を得られる人はまた少なくなる。

どんなに良いアイデアが有っても実行しなければ考えないのと同じで、
出来ない理由ばかり並べ何もやらない。
頭の良い人が陥るのがここ。能書きばかりでやらない。

そして時間だけが過ぎ歳をとる。

 目指すべき事。

それは概念や信念やアイデアを具現化する事。
無かった物を創りあげる事。

そして変わり続ける時代に合わせ自らも変わり続ける事にある。

 様々な法律や、様々な人間の考え方、資金、様々な状況、それらをかいくぐりながら形にしていく作業は大変な作業だ。
何より結果を出さねばならない。言い換えれば結果を出せない事は間違いだ。

負けずに進める信念を心の奥底に持つ。出来ると信じる。されば出来る。
と思える人間が何人集まるか。それがその組織を生き残させる核になる。
逆を言えばそう思えない、やらない人間は核にはなれない。

だからこそ継続する組織を創りあげるのは本当に難しい作業になる。

ネットフロイド代表 新城